2024年に新NISAがスタートすることもあって、資産運用に興味を持っている人が急に増えたと感じる今日この頃。
資産運用の大切さが浸透してきているのは嬉しいことですね^^
でも、実際に口座を開設したり自分で商品を選択したり…
そこまで行動に移せる人は、やはりまだ少ないように思います。
- 資産運用を始めるタイミングはいつがベスト?
- 資産運用を始めた人の理由は?
今回は、資産運用を始めたいけど まだ はじめの一歩 が踏み出せない人のためにお話します^^
資産運用を始めるタイミングは?
資産運用を始めたいけど、始めるタイミングはいつがベスト?
そんなふうに何となく始めるきっかけがなく躊躇してしまっている人は意外と多いのですが
結論から言います!
思ったが吉日!今日から動きましょう!
資産運用を始める時期は、若ければ若いほど「良い」とされています。
なぜなら、時間をかけてじっくり運用すれば限りなくリスクを0に近づけることができるから。
あなたが、成人年齢である18歳を超えているのであれば
今日、始める!
そんな気持ちですぐに行動してください^^
下の写真を見てください。
ざっくりした解説になりますが、縦が「金額」、横が「時間」だと思ってくださいね。
ジグザクと上がり下がりを繰り返しながらも、結果的に右肩上がりになっていることが分かりますか?
このように、長い時間をかけて少しずつ増えていく(金額が上がっていく)のが安全な資産運用です。
例えば、あなたが写真のような右肩上がりになるであろう「投資信託のある商品」を一括で購入したとします。
「赤矢印」「黒矢印」「緑矢印」どの時期に買ったとしても、数年後「青矢印」の金額になっていれば利益が出たことになります。
でも、「黒」と「緑」だけ見れば、「緑」の時に購入した方がいいですよね?
でも、「赤」「黒」「緑」だったら、「赤」の時に買っておけば良かった~と「結果的」には思うわけです。
もちろん、このジグザグの一番下がったところで購入したい!という思いはみんな一緒です(笑)
でも現実的には、このジグザグは日々こまかく変動しますし、誰にも予測できません。
しかも、こんなにキレイに右肩上がりになるとも限りません。
何年、年十年と資産運用をしていると、ジグザグが突然ガクンと下がったり、数年単位で低迷しりすることも必ず経験することになります。
コロナが流行っている時なんかもそうでした。
一番安い時なんて誰にも分からないのです。
誰にも分からないことに対して、いつが底値だ?とタイミングを狙っているだけで行動せずにいれば、いつの間にかそのタイミングは過去のことになってしまいます。
つまり、資産運用を始めるタイミングはいつがいいのか?
今ですよ!
ということなんですね。
悩むぐらいなら、即行動!
購入時期は早ければ早いほど良いということになるわけです。
とは言え、「よく分からないから、地元の銀行でNISA口座を開設して購入しよ♪」いうような安易な発想は、絶対にダメですよ。
銀行でおすすめされる商品は、間違いなくあなたにとっておすすめの商品ではありません。
銀行や証券会社のプロの人におすすめされたから「安心」というのは違います。
そもそも「おすすめの商品」は、誰かにおすすめなんかされなくても売れていくものなのです。
窓口でおすすめされる商品は、彼らにとって「いい商品」なだけ。手数料がいろいろなところでかかる、ということですね。
ボランティアでお仕事をしているわけではないですから当然と言えば当然ですが…。
手数料を取られてもいいから全部プロに任せたい。
人任せにしたいそのお気持ちも分かりますが、その気持ちも捨ててくださいね。
確かに対面で親切におすすめされると安心ではありますが、よく分からないのに商品を買ってしまうと、後悔する可能性が高くなります。(…というより、後悔します!)
長期運用において「手数料」を侮ってはいけません。そして、手数料を払って人任せにすることだけは絶対に避けてくださいね。
ネット証券で自分で購入することができれば、手数料を抑えることができます。
必ずネット証券で口座を開設しましょう。
プロにおすすめされたから…という基準ではなく、なぜ自分がその商品を購入したのか。しっかり、納得できたうえで購入するのがベストです。
資産運用を始めた理由は?
では次に、資産運用を始めよう!と実際に行動した人の理由を少し挙げてみますね。
世代により多少異なってきますが
- iDeCoやNISAのことを知りたい
- 資産運用について正しい知識を得たい
- 今あるお金をもっと増やしたい
- 老後資金の2000万+αを貯めたい
このように、資産運用に興味があるけど、分からないまま始めたくない。勉強してから始めたい。また、老後のために…。と思っている方が多い印象にあります。
でも、その理由の裏に隠れる「気持ち」を受講生さんに聞いてみると
- 将来への不安
- 現状に対する不満
それが、皆さんに共通しているように思います。
- 今の生活の中で「お金」に関する不満がある。
- 将来の「お金」や「生活」に不安があるが故に、今を楽しめない。
そういう気持ち。もしかして、あなたも心のどこかにありませんか?
将来に対するお金の「不安」は、実は多くの人が漠然と抱えています。
不安や不満…。
一見、マイナス感情に思ってしまうかもしれませんが、人間はそういう感情があるからこそ「行動できるのではないか?」と、私は思っています。
でも、生きていくうえで、不安や不満があるのは当然。そこから、どうするか?の方が重要ですよね。
将来の不安を取り除くために資産運用を始める。
現状に不安や不満があるから「何か行動する」ということはとても大切だと私は思います。
だから、不安や不満は決して悪い感情というわけではないんです。
不安な気持ちを少しでも無くしたいから…
だから、資産運用の勉強を始める。
素晴らしい理由ですね^^
人生で不平不満を言ってるだけで何も行動しなかったら、何も解決しないし不安な気持ちだってなくなりません。
不安があったり悩んだりする暇があるなら、何か行動した方がイイですからね♪
資産運用で幸せな未来に…
あなたにとって、幸せに生きるために必要なものって何ですか?
私はと言うと…
- 家族
- 健康
- お金
- やりがいのある仕事
これらに恵まれていたら、私は「幸せ💗」って思えます。
もちろん、お金なんてそんなに多く持っていなくたっていい、という価値観の人もいると思いますし、それを否定するつもりは全くありませんが、多くの人にとってやっぱり「健康」や「お金」は幸せに生きるために必要なものですよね。
- 健康な体でありたい
- お金で苦労したくない
- 豊かに過ごしたい
このように、将来の「こうありたい」はたくさんあるはずです。
その将来をつくりあげるのは??
そう、「今」の自分です。
将来とは、数か月先のことかもしれません。数年先、または何十年も先のことかもしれません。
いずれにせよ、「今」から行動することが大切だと思いませんか??
40代50代になると、さすがに「将来(老後)」のことを考えて行動する人が多くなります。
でも、20代のうちから遠い将来のために「今」行動するという考え方が本当に大切なんですよ。(老婆心と思わないでね^^)
日本人は、将来のために「今」から行動するという意識が少し薄い気がします。
少し話はそれるようですが、資産運用や予防医学の意識が高いアメリカのお話をしますね。
皆さんは「予防医学」という言葉はご存じでしょうか?
病気にかからないように予防するという考え方です。アメリカではこの予防医学の意識がとても高いのです。
健康のために、サプリメントを飲んだり、運動したり、体の歪みを整え体の不調を起こさないようにしたり…。
では、なぜアメリカではこのように予防医学の意識が高いのか?
それは、日本のように「健康保険制度」が充実していないからです。
日本人は、病気になったら病院へ行き治療してもらうのが当たり前ですよね?
健康保険制度があるため、病院でかかった治療費を全額支払う必要はありません。
でも、アメリカでは病院に行ったらすごく治療にお金がかかります。
ちょっとやそっとのことで、病院には行きませんし、お金がかかるから病院にはできれば行きたくない。
だから、病気にかからないために予防するという意識がとても高いのですね。健康な時から。
そして、それは資産運用でも同様。
アメリカでは日本のような「公的な年金制度」が充実していません。
日本人は、老後「老齢基礎年金=国民年金」や「老齢厚生年金=厚生年金」などがもらえますが、アメリカでは日本ほど公的な年金制度が充実していないのです。
つまり、自分で老後の資金を用意する、というのが常識なことなのですね。国を頼っていないのです。
公的な年金を頼れないアメリカでは、早い段階から私的年金の制度が整備され「自分で老後の資産を形成する」ということが取り組まれていました。
このような背景もあって、アメリカでは「老後の資金は自分で貯めるもの、自分で運用して増やすもの」という意識が高いのです。
ちなみに、アメリカでは幼い頃から年齢に合った金銭教育や金融・経済教育が行われ、高校生ぐらいになると誰しも資産運用の知識があります。
資産運用して、お金を増やす。自分で自分の老後の資金を準備する。
これが、教育レベルで行われているのです。
きちんと教育を受けているアメリカの子どもたちは、資産運用をすることの大切さも知っているので資産運用への意識が高く、結果的に大人になって資産運用している人が日本よりずっと多いです。
日本ではようやく2022年に高校の授業でこのような教育が導入されたばかりです。ここが日本人とは大きく違うところ。
とはいえ、年金受給額が年々少なくなっている日本も、年金だけでは豊かに暮らせない時代となっています。
だから国も近年躍起になって「自分で自分の老後資金を貯めてね!2000万円準備してね!」と言い出したのですね。
それがご存じ、老後2000万円問題です。
とはいえ、国も不安だけをあおっているわけではありません。
NISAやiDeCoのような優遇制度を用意してくれています。
これらの制度を使って
自分のお金は自分で運用して増やしてね!
と言っているわけです。
労働だけに頼っていては、お金は貯まりにくいと言えます。
そして、今のお金の価値が将来同じ価値とも限りません。
だから、資産形成や資産運用の考え方が大切になってくるのです。
「健康」も「お金」も、日々の積み重ね。一歩一歩が大切。
それが将来につながっているのです。
特にお金に関しては、若い人ほど高い意識を持って欲しいなぁと思います。
成人になったら資産運用!
私は自分の子どもには、成人になったら即!資産運用を始めるようにすすめます。
- 資産運用はいつから始めればいい?
- タイミングはいつがいい?
「今日」なんですよ^^
この記事を読んだ方は、ぜひ今日から何か行動を起こしてくださいね♪
質問などございましたら、ぜひメールでご連絡くださいね♪